POET-H3PO4 ~化合物の詩~
自作詩を坦坦と味気なく投稿していきます。新しい詩の形を求めて試行錯誤の日々の足跡。
2017/02/05
物質としての郷愁 - physical nostalgia -
羽をつけた盲目の君が
暗闇から光へと飛び立つ
その瞬間を 見た!
その日の世界を すべて
さらってゆくような香り
花のささやき 雪の蜜
頬の中で溶けてゆくような
吐息。うつろい。鼓動。
やがて、惜別!
硝子のページは
もう、褪せることがない。
規律正しく、聡明な
” . ” の中に
拡張してゆくばかり
H
2
O
、
色彩、
αとβの音、
羽をつけた盲目の君が
暗闇から光へと飛び立つ
その瞬間を 見た!
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吹雪にさよなら
つめたい音 の 降った なら この世の中 には あり、余る。 あついお湯 とか ミルク とか あげる、や 欲しい、も あり、余る。 いなくなったり まだいた り。 「それは雪。 これはわたし。」 いまはどちらも いりません。