出逢ってからもうずいぶん経ちますね。
元気にしていますか?無理しないでくださいよ。
一日中忙しく働いているもんだから心配しています。
たまには休んでもいいんですよ?
ここから眺めているといろんなことが分かります。
あたしの周りはいつでも真っ暗なものだけど、
あなたの周りはいつも明るくて、賑やかで楽しそうね。
昨日のことだけど、あなたが寝ているときにも花火があがっていたわ。
水を掛け合ったり、雪玉を投げ合ったり、おいしいものを食べていたり。
二人っきりで、あたしの方を見ている人たちもたくさんいたわ。
どんなことを話していたのでしょうね?あなた知らないかしら?
あたしには何も聞こえないから少し寂しいの。
それと、たまにあなたが雲で隠れて見えなくなってしまうこともあるの。
その時あなたは何をしているの?教えてくれないかしら?
そういえば少し前に、
あなたのところからあたしのところに誰か来ませんでしたか?
あの人たちは今どうしているのでしょう?
ここから眺めてみるとあなたの住んでいる場所ってとっても素敵ね。
とってもとっても青いのよ。透き通っていて、純粋なの。
生まれたばかりの赤ちゃんの瞳のようだわ。
あたしはあなたのいる場所からどんな風に見えていますか?
同じように綺麗に見えているかしら?
どんな服を着ているのかしら?
あんまりおかしく見えているならちゃんと教えてくださいね。
あなたからよく見えるようにもっと輝やいてみせるから。
もしあなたの場所からあたしが見えなくなる時があっても、
あたしはちゃんとここにいますからね。
あなたのことは、ちゃんと見えていますからね。
だからあたしのことは心配してくれなくてもいいんですよ。
これだけ長い間一緒にいるんですから。声に出さなくても分かるものよ。
あなたとあたしはこれからもずっと一緒だと思うの。
あなたの嬉しい顔や悲しい顔と
あたしの嬉しい顔や悲しい顔。
あなたが笑ってくれれば、あたしも笑っていられるのよ。
あなたが泣いていれば、あたしも泣いてしまうのよ。
あなたの表情があたしの表情を決めているの。
だからあなたはあなただとしても、あたしはあなたなのよ。
お願いね、あなた。いつまでも元気でいてくださいね。
あんまり無理はしないでくださいね。
あたしはできるだけ長くあなたに見ていて欲しいのよ。
青い青い、透き通った国に住むあなたに。