2017/07/26

明日はぼくを待ってはくれない。





明日は
ぼくを
待ってはくれない。

美しいもの
残酷なもの
眩しいもの
不思議なもの。

すべてが
ぼくを
待ってはくれない。

ぼくの瞳を
いったい何が
訪れる。

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「空の下 
 大きな鏡を 
 広げれば 
 大きな空が 
 映るのですね。」

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「あの雲に
 光合成は
 できないよ。
 だけど形は
 木の葉っぱだね。」

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明日は
ぼくを
待ってはくれない。

追いかければ
高くなり
遠ざかれば
地平線に
近づくものは
なんでしょう。

明日は
ぼくを
待ってはくれない。




2017/07/19

光の音色を聴いていた。






光の音色を聴いていた。

さよなら学び子、またいつか。

青い瞳の大きな海よ。
天に伸ばしたこの胸よ。

君らの一瞬の喜びとなれ。




2017/07/13

ぼくは幾つもの遠吠えに囲まれて




鳥の鳴き声が聞こえれば
ぼくはまさらな朝になる。
風が葉衣を揺らすなら
ぼくは小さな虫になる。
雲がこがねに色付けば
ぼくは夜道を照らすだろう。

もしもぼくがひと粒の
氷晶のように透明な
この真っ暗闇を知らなかったら
こんな偶然の堆積物でさえ
きっと何かのオブジェとすり替えて
遺灰のような幻影の中で
死なない夢でも見ていただろうか。
満月が崩れる頃の美しさに
喉をカラカラに枯らすまで
咆哮することもなかっただろうか。

柔らかな心の毛糸よ。
ぼくはいつまでも君を縫いつづり
きっと途方もない宇宙を描きあげる。
だから僕らは追いかけよう。
形を変えてゆくいくつもの星たちを。
不変を知らない偶然を。





2017/07/01

無題





 こころなら 行けない国へと 行けるから わたしはわたしの 国へとゆくのだ