2017/09/19

この虚しいひととき




こころには限界があリました
暗闇の中に広がっている世界を
こころで補うことはできませんでした

暗闇を照らすために
ぼくは太陽の光を待つしか
ないのですか

なんて暖かな光炎でしょう
なんて清らかに死を運び給うのでしょう
このぬくもりはまるで
よどみない処刑台です
待たざる者にも降り注ぎ
待つ者にもそれは
奇しき光

ぼくははふと
あの雲が消えてしまうことを
強く願っています
でも
この虚しいひとときに
ぼくは罪人になる
そのための処刑人もまた
ぼくしかいません

けれどぼくは
ぼくは
ほんの小さなランプでさえ
どうしたらつくれるのですか



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