影像(わたしの4分の1のひとり=Quarter)は
冷たい風の吹く崩れそうな橋の上にいた。
次に掲げる詩はQuarterが見た
その瞬間そのものである。
{なお表題は後からつけたものであり
内容とは別の過程を経ている故に
Quarterとは無関係である。}
「旋毛曲がりの秋 」
雲の流れる川面に
一握の紅葉を
散りばめて
じわりじわりと
沈んでゆくのも
そんなものさと
思いたかった
旋毛曲がりの
いない秋。
「あの紅葉のように
私(Quarter)も。。。」と。
ここで影像(わたしの4分の1のひとり=Quarter)は消えた。
わたし(わたしの4分の3を総べるわたし)は
ただ呆然と立ちすくんでいた。
しばらくしてからわたし(わたしの4分の3を総べるわたし)は
遠くの雪山の白さに混乱しながらもそれを受容した。
そのまま抵抗もせずにQuarterの死を白状した。
「冷たい秋とわたし(Quarter)の秋はもういない。」
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