2017/12/11

旋毛曲がりの秋




 影像(わたしの4分の1のひとり=Quarter)は

 冷たい風の吹く崩れそうな橋の上にいた。
 次に掲げる詩はQuarterが見た
 その瞬間そのものである。
 {なお表題は後からつけたものであり
   内容とは別の過程を経ている故に
   Quarterとは無関係である。}
 
 「旋毛曲がりの秋 」

  雲の流れる川面に

  一握の紅葉を
  散りばめて
  じわりじわりと
  沈んでゆくのも
  そんなものさと
  思いたかった
  旋毛曲がりの
  いない秋。
  
「あの紅葉のように
 私Quarter)も。。。」と。
 
 ここで影像(わたしの4分の1のひとり=Quarter)消えた。

 わたし(わたしの4分の3を総べるわたし

 ただ呆然と立ちすくんでいた。
 しばらくしてからわたし(わたしの4分の3を総べるわたし)は
 遠くの雪山の白さに混乱しながらもそれを受容した
 そのまま抵抗もせずにQuarterの死を白状した。
 
 「冷たい秋とわたし(Quarter)の秋はもういない。」
 

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