POET-H3PO4 ~化合物の詩~
自作詩を坦坦と味気なく投稿していきます。新しい詩の形を求めて試行錯誤の日々の足跡。
2017/03/02
ポプラ
わたしは
大きな樹の底で
月にひっそりと
照らされながら
掌をできるだけ
柔らかくして
分厚い樹皮に
ふれてみた。
なでている
のでもなく
なでられている
のでもなく
包容や口づけの如く
浅はかなものでもない。
ひたひたと
じくじくと
わたしと樹皮とが
夜の闇を狂わすように
ひびきあう。
ポプラよ
お前は今ひっそりと
わたしの頭の中を
かき乱している。
ポプラよ
わたしはお前が
愛おしくて
たまらない。
ポプラよ
お前はわたしを
眠らせておくれ。
ポプラよ
どうかわたしを
殺しておくれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吹雪にさよなら
つめたい音 の 降った なら この世の中 には あり、余る。 あついお湯 とか ミルク とか あげる、や 欲しい、も あり、余る。 いなくなったり まだいた り。 「それは雪。 これはわたし。」 いまはどちらも いりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿